愛 飢男(あい うえお)の幸せ日記

バツイチ、中年、無職、そして友人、恋人、家庭すべてなし。でもすごく幸せ。どうして?時間を自由に使えるから。

「幸せ」って?(最終回)

今まで3回にわたって「幸せ」について

考えてきました。

 

ai-ueonosiawasenikki.hatenablog.com

 

 

ai-ueonosiawasenikki.hatenablog.com

 

 

ai-ueonosiawasenikki.hatenablog.com

 

ここで一度まとめてみたいと思います。

 

①人は幸せになりたいと思う。

②そのため、幸せになるための刺激を求める。

③刺激を受けたときは幸福感に満たされるが

時とともにその幸福感はなくなっていく。

④そして新たな「より強い」刺激を求める。

⑤「③」「④」が繰り返されるも「より強い」刺激は

得られなくなりいずれ限界が来る。

⑥(自身が持っていないものを他人はもっているように見え)

自分は不幸と感じたりあるいは他人に対し妬みの感情を持ったりする。

 

このことから、私は

 

永続的な幸せを手に入れるためには

幸せに「なる」という発想をやめて

新たな刺激を求める必要をなくすべく

常に今が幸せであると「気づく」必要がある

 

と説明いたしました。

 

今に幸せを感じろといっても

現状に対する不満はみなさんたくさん抱えているかと思います。

たとえば、

ア-1)となりの〇〇さんは夏休みに海外旅行に行ったのに

うちは国内旅行。

イ-1)子供の同級生が一流高校に受かったのにうちの子供は三流高校。

ウ-1)どこそこの旦那の年収は1千万円なのにうちは夫婦で500万円

などなど・・

恐らく不満を言えば数えきれないくらいあるでしょう。

そうです。不満を探せばいくらでも見つけられるのです。

そしてその不満ばかりに意識がむけられると人は間違いなく

不幸を感じることになります。

 

であれば同じように嬉しいこと、楽しいことに

目を向けてみれば良いのではないでしょうか?

アー2)夏休みに国内旅行に行けたね。楽しかったよね。

イー2)500万円稼いでいるし、たまには高級レストランで食事もできるし

楽しいイベントできるね。

ウー2)子供ががんばって高校受かった。とりあえず良かった。

ちょっと物足りないけど、大学で挽回できるようになってもらおう。

などなど・・

発想をかえるだけで、随分と心は楽になれるし幸福感をいだけるかと思います。

 

いやいや、

アー3)うちは良好すらいけない。食べるので精一杯。

イー3)500万円?とんでもない200万円がせいぜいだよ。

ウー3)高校受かった?うちは全部落ちたよ。

とそもそも事例が幸福すぎると指摘する人もいるかもしれません。

 

でも、よく考えてください。

ア-4)食べるので精一杯?

 でも食べているんでしょ。餓死するほどじゃないでしょ。十分じゃないですか。

イー4)200万円?

 家にクーラー、テレビ、冷蔵庫あるでしょ。十分快適に過ごせるじゃないですか。

ウー4)高校落ちた?

 子供いるんでしょ。幸せじゃないですか。

 

私は多くの人が自身の不幸状態を探すのはすごく得意なのですが

幸せの状態を探す(気づく)のはどうも苦手のような気がします。

 

たとえば、

少し前の時代までは

水は外に汲みにいかなければ手に入らない

労力を伴うものだったのです。それが今われわれは

蛇口をひねれば水が出る。さらにお湯まで出る。

これだけでも本当に幸せです。

( 第2回目でも少し言及しましたが、

先進国で見受けられるメンタル疾患。

先進国は日々が幸せの状態で満たされているので

意識しないと幸せを「実感」しづらくなっているのだと思います。)

 

人間にとって不幸なこと。それは日々、死の恐怖に怯えていること、

つまり、いつ敵(周囲の人間が)が自分の命を奪うかわからない状態

あるいは恒常的に食べるものがない状態

といった生命の危機に直結している状況だと思います。

 

この点、今の日本は治安、衛生面で世界トップクラスです。

国家が安定しておらずテロや犯罪が日々頻発

しているいつ命を落とすかわかない

シリアのような地域も世の中にはたくさんあるのです。

そんな不安にさいなまれることなく

私たちは日々暮らしていけるのです。

本当に幸せじゃないですか。

 

今が幸せということに気づくと

人生がとても楽しくなります。

自分が幸せなので、他人がどうであれ動じなくなります。

嫉妬、妬みもなくなります。

心が安定します。笑顔が多くなります。

笑顔が多くなると、周りの人もやさしく接してくれるようになります。

そうなると人生はより楽しくなります。

 

自分の人生を幸せにするのは

自分に起きる(刺激的な)出来事ではありません。

今の自分が幸せであると気づくことなのです。

刺激的な出来事というのは今ある幸せにちょっと

味付けをしてくれる単なるスパイスにすぎないのです。

 

 

 

 

(次回のおはなし) 

生命の危機以外にも日常不幸を感じる出来事はあるかと思います。

学校でいじめにあっているとか、

社内で上司(同僚)と おりあいがつかないとか、

配偶者と喧嘩が絶えないとか・・

このような幸せ人生を乱す各論分野を扱っていきたいと思います。

なお、結論から申し上げれば、

「その状況から逃れることが必要」となります。